Celebrating Mastery

DEVILISH PASSION
少年よ悪魔を抱け
1871年、ビールをこよなく愛するヤン・レオナルド・モルトガットにより、究極のゴールデン・エールが誕生した。以来、一族は4代に渡りその味を守り続けている。その間、人は馬から自動車や飛行機に乗り、ロボットが部屋の掃除をするようになっても、デュベルに注がれる彼らの情熱は衰えない。それはまるで、何かに取り憑かれているかのように。

DEVILISH TENACITY
悪魔は寝て待て
デュベル・モルトガット醸造所の人々の執念深さは、語り草だ。ある時、彼らは遥かスコットランドに赴き、伝説の生き物を探し当てた。瓶内2次発酵にふさわしい完璧な酵母だ。そうして生まれたのは、糖分を残さないエレガントかつキレのあるゴールデン・エール。あまりの魅力に、人々はそれを「悪魔(デュベル)」と呼んだというー。信じるか信じないかは、あなた次第。

HEAVENLY PIONEERING
先んずれば天を制す
1918年、デュベル・モルトガット醸造所は瓶内2次発酵を開発し、ビールの歴史を変えた。そうして生まれたクリスタルのような澄んだ色味のゴールデン・エール、デュベルは、天にも昇るおいしさで世間を驚かせた。そう、人類は月に到達するよりずっと前、天国に到達していたのだ。たとえそれが、悪魔の仕業だったとしても。

HEAVENLY PATIENCE
天は、1日にしてならず
ゴールデン・エールの最高峰と呼ばれるデュベルは、時に丁寧すぎるほど慎重な醸造工程を経て、2次発酵のための高温保存、さらに完成度を高めるための低温保存のあと送り出される。1本にかける実に90日を超える醸造過程は、すべてあなたに天国のようなおいしさを届けるため。それは苦難の道ではない、幸せへと続く道だ。

HEAVENLY RITUAL
すべての道は天に通ず
このゴールデン・エールを正しく味わうには、忍耐と正確さを要する儀式が必要だ。まず、清潔かつ乾いたデュベルグラスを室温にしておくこと。注ぐ時は45°に傾け、豊かな泡が蓋をするようゆっくり立てていく。ボトルにはビールを1cm残し、瓶底の酵母をビールに入れるか選ぶこと。すべてを成し遂げた時、天国の門は開かれる。

DEVILISH DETAILS
悪魔は細部に宿る
デュベルグラスの底に刻まれた“D”の文字は、単なるDUVELの頭文字ではない。実はグラス底に文字を刻むことによって炭酸の発泡スピードを遅らせ、より長くクリーミーな泡を楽しむための工夫なのだ。この完璧なゴールデン・エールを、完璧な状態で味わってもらうために。我々はあらゆる細部まで、悪魔のように目を光らせている。